福山シティフットボールクラブ代表
岡本佳大氏からの依頼作品です。
岡本氏は当時私が勤務していた広島観音高校のサッカー部員でした。
当時,全国高校サッカー選手権初出場が決まり,応援の意味を込めて
横断幕を書きました。縦3メートル×横12メートルの超大作です。
こちらの写真です。生徒たちがこんなに小さく見えます。
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二中魂
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臥薪嘗胆
その後,彼らはインターハイに初出場し初優勝。全国制覇をしました。
その時もこの横断幕が応援席に掲げられていました。その光景が彼の
目に焼き付いていたそうです。それを思い出し,社の倫理である
「剛毅朴訥」を小生に書いてもらいたいと思いついたそうです。
記憶してもらっていたこと正直うれしく感じました。
依頼を受けて,まず彼の好みの書体を知りたいと思い,楷書・行書・隷書の
三体を縮小版に書いてラインで送りました。その返答は「行書」でした。
そして「力強く!」でした。それを受けて書いた四種類が次のものです。
半切に原寸大で書きました。選択されたものを表装へ!!!の気概です。
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一晩考えて,第一印象でこれだと思っていた①に決定しました。
残りの三種②,③,④はゴミ箱に消えました。
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作品は皆さんにも観ていただきたくて令和4年度ふじ書楽グループ展に展示
しました。そして,岡本氏と久しぶりの再会。一緒に写真に納まりました。
この作品はJ1への格上げを目指して頑張ろうとしている若き経営者に
プレゼント。
皆さんも是非とも熱き応援をお願いいたします。
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